人として軸がぶれている

りっちです。現状報告をさせていただきます。
昨日のミーティングでは自分の力の無さを痛感しました。今は死に物狂いで原稿の修正(おそらく大部分は変わる)をしています。
さて、あれから図書館へ行って道路関連の専門書、さらに天狗裁判の文献を細かく調べ、照らし合わせを行っている最中です。正直言って明日が締め切りとなると重い・・・
しかし、ここで根をあげるようでは男が廃るもの。
眠眠打破を購入し完全徹夜作業の準備は万端です。最後だけ有言実行を守りたいところ。

高尾プロジェクトももうすぐ終わり、次からは新しい企画に移っていきます。
現在挙がっているものが二つあります。
○政策づくり
発電やエネルギー部門に焦点を合わせた政策立案を自分たちで行い、それを持って政策コンテストに出場する。
○温暖化シンポジウム
政治家や専門家を招聘し、京都議定書が達成できなかった場合のデメリットや、現在の取り組み状況についてパネルディスカッションをしていただく。

後者についてですが、これは企画の続行が困難極まりないものです。これは単に私が忙しいとか、そんな理由ではありません。
以前、こちらのブログでも述べました通り、企画責任者である私が「開催までに何をどこまで調べれば良いのか」が把握できていないのです。
京都議定書目標達成計画をはじめとする政府の資料を虱潰しに探していく、温暖化に関する最近の情報を集める、環境経済学をはじめとする環境関連の各学問に当たる、どれも必要だと思います。
しかしです。
今リストアップされているパネリストの方々に来ていただけたとしても、どこまで調査を行えばパネリストの方々に満足していただけるような議論の場を提供できるのかが分かりません。企画発案者とよく話し合う必要があるかと思われます。

そしてもう一つ、重大な理由が。
この企画が挙がったそもそものきっかけが「鴨下環境大臣がユースG8へ『七夕プロジェクト』という企画を提案した」ことです。政治家をはじめとする日本のリーダーと学生が対等の議論、それも温暖化対策の議論を行えるように、その足掛かりとしてこの企画を立ち上げたのです。
ところが、専門知識を持っていない学生が政治家の方々と対等な議論を行うこと自体が単なる思い上がりに過ぎないのではないか、という意見がありました。
確かに、政治家の方々が要求するほどの高度な専門知識を持ち合わせていない我々大学生が対等に議論しようと思っても、ある一定のレベルに立つ人から見ればレベルの低い議論になるのかもしれません。
対等な議論をしたければ、まずはスタッフになる我々だけで対等な議論ができるだけのレベルに達するよう、死に物狂いで学問の追求に勤しむしかないのでしょうか。

私は以上のような過程から、高度な専門知識と高水準の教養を持ち合わせ、それを将来にわたって使えるツールとし、一定の肩書きを得てから専門家と議論する必要がある、そう考えるようになりました。現在、とある難関資格に向け勉強を始めているところです。

政治家の方々にとってみれば
「学生に対等な立場で協力したって、選挙で有利になるとは限らない」
そう考えてしまうのが自然であるようにも思えます。中には「将来を担う学生の支持を得ることで、長い眼で見れば磐石な地盤のもとで、確実に日本をより良くしていける」と考える政治家もいらっしゃるかもしれません。ですので実際は分かりませんが。
ただ、学生と青年のみのスタッフによるシンポジウムを、政治家や専門家の皆さんはどうお考えになるのでしょうか。

以上に述べた話はまた重い論点ですが、これは新年度以降、ヤングリ各メンバーの皆さんに改めて話したうえで、意見を受け取りたいところです。

最後まで稚拙な文章になりましたが、ここで執筆を終えさせていただこうと思います。