た、高尾がエライことになってまっせ!

こんな思わせぶりなタイトルで始めさせてもらいました、M嬢ではなく、S男ことラガーです。M嬢を期待していた国民の皆様への謝罪については、「党に帰って」相談したいと思います。ちなみにS男ことラガーは春夏は「麦酒党」、秋冬は「珈琲党」へ衣替します。

さてさて、どうしたもんでしょうね。いやね、高尾のことじゃなくて民主党の小沢代表のこと。えっ、「高尾の話はどうした」って?それはそれ。あとあと。

こんなタイミングで辞めるなんて、ちょっと耳を疑いましたね。小沢さん、最近いよいよ西郷南洲に近付いて来てますよね。「おいわぁ、かごんま(注:鹿児島)に帰るぅ!」とか何とか言って。ってこんなことを言ったら西郷フアンからの突き上げと反小沢陣営からのブーイングに晒されること必定ですね。

ところで、この間たまたまラジオを聞いていたんですが、自民党時代から20年来、小沢さんのことを知っているというI氏がコメンテーターで話していたんですね。氏曰く、「小沢さんは今の政界で唯一風圧を感じる人物」だと。国会内の廊下は約5メートル。その間には3メートル幅で例の「赤絨毯」が敷かれているのですが、普通の国会議員が前から歩いてきても、まぁぶつからないようにとちょっと避けて通ると。すると、まあ赤絨毯からずれなくても歩いていけるそうですね。さて、小沢さんの場合。「あっ、小沢さんが歩いてきた!」と思った瞬間、思わず赤絨毯の外まで弾き飛ばされて壁にピターッとくっ付いて見送ってしまうんだそうです。なんだか、講釈師、見てきたような云々って感じの話ですが、テレビで見てもド迫力を感じるのは私だけでしょうか?

さてさて民主党、次は「菅代表」でしょうか?今は自民党素手で喧嘩が出来る人しか代表は務められないですもんね。福田総理と同じく年金未払い問題で代表を辞任した菅さん。こちらの面でも資格ありですね。って意味不明ですね。

閑話休題。長い前振りでしたが、今高尾がエライことになってまっせ!

ようやくタイトルの話。10月31日、11月2日、3日と高尾山へ行って来ました。紅葉シーズンということでしょうね、3日の人出は凄いものがありました。普段の土日の3倍位は出てたでしょうか。とにかく京王線高尾山口駅に着いた途端に溢れかえる人、人、人。登山道にゆけば人、トイレも長い行列、山頂は…。まるで新宿駅のような賑わい。イヤー、すごい人気です高尾山。まだ紅葉の印象としては3分咲き、って感じですが、気象庁はどう言ってるのでしょう?テレビを見ないので分かりませんが、見頃は今週末から来週にかけてになると思います。

3日にはとても良い演奏も聴かせて頂きました。11月一杯「もみじまつり」というのが行われているのですが、午後の陽射しが暖かく照らすひと時に、八王子消防団ブラスバンド部による演奏会が高尾山口のケーブルカー乗り場で開かれました。演奏曲目は覚えてるものだけでも、「もみじ」、「グッド・バイ・マイ・ラブ」、「時の流れに身をまかせ」、「千の風になって」、「川の流れのように」などなど。年齢層を考慮してか懐かしいものが多かったですね。個人的には「グッド・バイ・マイ・ラブ」、良かったです。グっと来ました。ビデオ回していながらついつい口ずさんでしまって「いけね、回してたんだ…」と気付き声は止めましたが、実に実に打たれました。アン・ルイス、良いですね。なかにし礼が作詞してるんですね。”We can meet again someday”何て詩があってとっても未練がましいんですけど、でも実に良い!平家物語の「木曾の最期」の項、「かかりしかども今井が行方の覚束無さに」というシーン、あれも良いですよね。こう、後ろ髪を引かれる想いというか、さはさりながら、と引き返してしまうという所に、僕は無限の人間味を感じてしまうのです。ただ未練がましいだけかも知れませんが…。

それはさておき、高尾山。

先日お話させて頂いたところ、地権者の方のインタビューも進められそうです!現場から物を考えるという意味で、僕らはやっぱり高尾の住民じゃない。だからこそこの高尾という土地で、開発問題が起きるずっとずっと前から住んでらっしゃる(それこそ江戸時代から住んでらっしゃるんです)方のお話を直接伺えるということはとても幸せなことだし有難いことだと思います。

こちらの方も要チェックです!
今日のところはこの辺でお開きにします。どうも有難うございました。
執筆者:ラガー