my bloody valentine isn’t anything

先週に引き続き、ラガー宅にてラガー・だいごー・私の三人で地道に映像編集作業を行う。前回は絶望的な速度だったけれど、今回はそれなりにスムーズというか、非常に心地良いペースで仕事に向かうことができた。三人で共同作業をするのが割と多くなってきたので、互いの空気感にも慣れたし、作業そのものも然程の苦労なしに行うことができてきた。これは素晴らしいことである。ちなみに私達映像三銃士は皆が早大生。気が合うのも納得というものだ。
それはさておき、これは作品会議を行う際にいつも感じることなのだけれど、私はこの手の「話し合い」というものが本当に好きなのだなと思う。かつて私は大学の演劇サークルに所属していて、そこでも舞台演出論について色々と議論らしきものを交わしていたけれど、当時もやはり同じことを感じていた覚えがある。ちょっとした雑談からアイディアが生まれて、それが台本に反映されて、最終的には舞台なり映像なり、一つの作品になってしまう。これは本当にすごいことだと思うし、私はそこに面白さを感じてしまうのだ。
来年から私は社会人となり、編集者として仕事をしていくのだけれど、就職先として出版業界を選んだのも多分、その面白さが忘れられなかったからなのだろうと思う。ま、要するに面白おかしくモノ作りをしたかった、と。その意味で、本日行ったような「ふざけながら真剣に」話し合いをするという感覚は今後仕事をする上でも忘れずにいたいものである。