今年一年お世話になりました

みなさんこんばんは。大晦日ですね、らがあです。平成十九年もいよいよ残り僅かとなりました。年明けまでの残り時間を、みなさんはどのように過ごされますか?私は日本人の王道コース、こたつを家族で囲み紅白→ゆく年くる年を見るとも無く見ながら、新年を迎えるというものです。一体このコースを、今までどれだけの家族が通って来たのでしょう。

短篇集

短篇集

正月と言えば思い出すのが、中島みゆき。アルバム『短篇集』の中の二曲目、「帰省」では8月の盆、そして正月がどれだけ日本人の心を慰める時間であるかを歌い尽くして余すところがありません。以前、早稲田大學教育学部のO先生が授業中、「冬に中島みゆきを聴くと、死にたくなる…」とアイロニーたっぷりに話しておられましたが、まこと、中島みゆきは日本人の故郷そのものだと言ったら、言い過ぎでしょうか。

さて、今年一年お世話になった方々へ心よりの御礼を申し上げたいと思います。

振り返れば今年の2月、「Japan Youth Summit for Sustainability」(通称:JYSS http://jyss.ags-utsc.org/)という、環境系学生による二泊三日の缶詰め合宿の場で、高尾山への圏央同開発計画を知ったことが全ての始まりでした。その日以来、何度か東京都土地収用委員会に足を運び、また高尾山へ登りその自然を味わう度、このような、豊かな自然を無視し経済成長だけを目指す社会で本当に良いのだろうかと思い悩み、Japan Young Greensの仲間たちにドキュメンタリー映画制作の企画を図り、温かい同意を得ることが出来、今日の日を迎えています。

本格的にカメラを回し始めたのは9月に入ってからのことでした。以降、高尾山の定点観測、地権者へのインタビュー、高尾山の自然保護団体の方々との交流、また事業推進側の方々との取材打ち合わせなど、様々な場面で多くの人々に廻り会うことが出来ました。お忙しい中にも関わらず気軽に取材に応じて下さった方々へ、この場を借りて改めて深く御礼を申し述べる次第です。本当に有難うございました。

また、「素人ですが映画を作りたいんです!」という無謀な申し出を、陰に陽に応援して下さった映像サークル「風の集い」(http://homepage2.nifty.com/lowposi/lp_kaze.html)の方々へ、心から御礼を申し上げたいと思います。風の集いはプロの映画監督やプロのキャメラマンが参集している場であるにも関わらず、私たちのような素人集団に対して、根気良く丁寧に説明して下さる、本当に得難い場所です。

そして最後に、当企画を全面的に支えてくれたJapan Young Greensの仲間たちに、御礼を言いたいと思います。当ブログは外向けのもの、仲間に御礼を言う場所としては相応しくは無いかもしれませんが、「この企画には多くの仲間が参加してくれているのです」、ということを外へ向かって伝えるために、この場で御礼を言いたいと思います。みんな、本当にどうも有難う!
 
この「高尾プロジェクト」が正式にスタートしてから今日で110日目。そしてプロジェクトが終了するのは今日から84日後。限られた時間の中で、Japan Young Greens高尾プロジェクトメンバーが一丸となって、ドキュメンタリー映画、そしてパンフレットの制作に持てる力の全てを注げるように、企画責任者として全力で取り組んで行きたいと思います。 

「良い作品を作ること」。これだけが当企画に関わって下さった全ての方々へ唯一最大の御礼になると心に誓い、精進を重ねて行く所存です。来年もみなさまのご支援ご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

以上、本年の御礼と、来年の誓いを以て当ブログの平成十九年書き納めとさせて頂きたいと思います。

末筆ながら、来年がみなさまにとって素晴らしい一年となることを祈っております。

執筆者:ラガー