ラガァと『日本の青空』を見たヤングリメンバーこと、ボニィです。
あの映画については、私も大体同じ感想だったんですけど、「男女の性差」、「鈴木安蔵教授の憲法草案のもとになった自由民権運動」には関心持ちました。今日のヤングリ座談会(慎ドン企画のお話会)の恋バナでも、男女の恋愛観の違いのハナシがありました。
男(だいごぉ)の恋愛観:目的のために恋を捨てられる。女の前で弱みは見せない。
女(ぼにぃ)の恋愛観:目的と恋愛は別。恋愛は支え。男の前でこそ弱みを見せられる。
女は子供を生み育てる。支えあって生きたい私は、戦争はなるべくごめんこうむりたい。
・・・えっと、自由民権運動も出ましたし、高尾PJも絡むと思う「市民社会論」の話を少し。日本では、欧米のような市民社会*1は無理って政治学者はよく言いますけど、どうなんですかねぇ?と常々思っている私です。すでにヤングリとJapan Youth G8*2がその反論になりつつあるんじゃないでしょうか。
私は、環境問題の解決のためには、欧米並みの数十万人規模の会員がいる環境団体が必要じゃないかと思っていて、この前のFoEJapanの「ドイツに学ぶプロジェクト」では、そういった環境団体が、専門スタッフの力と豊富な資金力(会員力)で団体訴訟を行っているとの話でした。しかも環境団体同士が集って政策を作る場を、行政が設けてくれている。うーん、日本とはあまりにも違いすぎる。。。
あ、これも市民社会の一部なんですけど、今日書きたかったのは昨日行ったトシヤ(ヤングリメンバー:八千代市市議会議員)さんの「船橋飲み会」で会った学生の話で。トシヤさんのもとでインターンしてる千葉大学の学生が多かったのですが、政治系学部の学生が多く、院時代の「真面目で理性的で、熱い感じ」を思い出しました。もちろん現場も重視の学生達です。こういうのもまた、気分が変わっていいもんです。
で、千葉大学で「ボランティアセンター構想」なるサークルを立ち上げようという学生に会いました。地域社会と学生を、ボランティアという形でつなげることで、社会問題に関心を持ってもらおう→市民社会を作ろう、というわけです。地道な基盤作りってやつですね。市民社会の基盤があれば、環境含め社会問題の解決につながりますよね。もちろん彼はヤングリの活動も面白いって言ってました。
理論と実践をつなげるのって、けっこう難しいと思うんですけど、こういう人たちもいるんだなぁと感心しました。ちなみに「広井ゼミ」の学生です。アメリカでは、大学生のボランティア活動は盛んで、単位取得が認められてるのもあります。日本ではこれからだと思ってたのですが、いろんなところで始まりつつあるのかもしれないな、と思った次第。
なんかショッパナから冗長になりましたけど(笑)、「市民社会論」。日本には日本の市民社会があるんじゃないかと思ってます。・・・若者はいいなぁ。
執筆者:ボニィ

*1:一般市民が、社会問題に感心を持ち、社会運動や政治に積極的に参加する

*2:一期目ヤングリメンバー:ロッキーが立ち上げたG8に向けた青年の団体